クスサン(蛾)の大量発生で栗拾い中止!?蛾が大発生原因は?広島のラ・スカイファームが悲鳴!樟蚕/楠蚕の画像<閲覧注意>

大量発生の原因は?広島の観光農園でガが大量発生でクリ拾い中止!クスサン(樟蚕/楠蚕、Caligula japonica)とは一体何なのか?

ガの一種であるクスサンが大量に発生し広島のラ・スカイファームという農園に被害が及んでいるというニュースが入りました。こちらでは、毎秋、栗拾いが人気でクリの木を植えてから30年間この様な事態になったことがないといいます。大量のクスサンのせいで、栗拾いの時期が来てもクリの実がほとんどならなかったと言います。

そんな、農家にとって大迷惑なクスサンとは一体どんな生き物なのでしょうか?

クスサンとは?- Caligula japonica

●クスサン、漢字では樟蚕/楠蚕、英語名はCaligula japonica

●チョウ目・ヤママユガ科のガ(蛾)の一種

●成虫は開張100mm以上、褐色の大きな羽

●幼虫はクリ、クヌギ、コナラ、サクラ、ウメ、イチョウ、クスノキなどの樹木の葉を食す

●年1回の発生、卵で越冬し、幼虫は4-7月に出現

●幼虫は体長80mmにも及ぶ青白色の大型のケムシで、防御の役割があるとされる白色の長毛を生やしているためにシラガタロウと呼ばれる

●7月前半頃に楕円形の固い網目の繭を作って蛹になり、9月から10月にかけて羽化

●繭は糸を寄り合わせた楕円形のものだが、壁面は網目状に穴が開いているので、スカシダワラ(透かし俵)と呼ばれている

●日本全土の他、中国、台湾にも分布する。


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クスサンの写真

シラガタロウ(幼虫)

スカシダワラ(透かし俵)

成虫

クスサンの大量発生の原因は?

そもそも、なぜ大量発生したのでしょうか?専門家によると、人為的な要因や気候の変化などの理由で、クスサンの体内に巣食う寄生バチが生息しづらかったり、昨秋の産卵期にクスサンの成虫が集まりやすかったりするという環境の変化が起因しているといいます。

マイマイガという種も大量発生事例がありますね。同じガの一種ですが、毎年、どこかで大量発生という事態は起こっているようですね。別の専門家は、クスサンは種の絶滅を本能的に防ぐために大量発生をしながら移動させるという戦略を取っているのではないかとも・・・

 

・・・怖いですね!

まとめ(えつらん注意)

大量発生するとグロ過ぎて見るとゾッとしますね。ここからは、見たくない人は見ないでください。。。

モスラやマイマイガなど、蛾(ガ)の大量発生や幼虫の集合体の画像です。

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