大正時代の妻から夫への注文二十か条とは?主婦の友社創刊100周年記念!阿古真理が世界一受けたい授業で紹介

世界一受けたい授業で紹介された大正時代の妻から夫への註文が凄い!

11/11 (土) 19:56 ~ 20:54の世界一受けたい授業 よみうりテレビ(Ch.10)で大正時代の妻から夫への注文箇条が放送されます。先生は、阿古 真理先生です。主婦の友で監修されていた20か条が面白い!大正時代の妻たちは一体どんなことを思い日々生活していたのでしょうか?調べてみました!

主婦の友と主婦の友社とは?

「主婦の友」は1917年創刊で主婦の友社が発行している女性向け月刊雑誌。2008年は休刊しています。「主婦の友社」の創立者は石川武美で1916年9月18日設立です。

ちなみに、雑誌「主婦の友」の創刊100周年を記念して、なんと大正6年(1917年2月14日)に刊行された「主婦之友」創刊号の電子版が販売開始されました!妻から夫への小粋なプレゼントにいかがでしょうか?

タイトル:主婦之友 第一巻 第一號 (大正6年3月号)
販売書店:楽天ブックス、honto、Amazon.co.jpなど主要電子書店
販売価格:108円(税込み)

主婦之友 第一巻 第一號【電子書籍】

★公式Website⇒http://www.shufunotomo.co.jp/

★主婦の友ツイッターアカウント⇒

さて、100年前の主婦は、いったいどんなことを思っていたのでしょう。世界一受けたい授業にて紹介されますが一部ご紹介すると・・・

妻から夫への注文二十箇条

1. 男子は男子らしく寛大に

2. 良人も家庭の太陽であること

3. 不機嫌な顔を見せないでほしい

4. がみがみいって下さるな

5. 子供の前でお叱り下さるな

6. 妻の短所を言わぬように

7. 後腹が痛いとて叱らぬよう

8. 自分も喜んだ出費について後で叱らない

9. 朝寝坊をやめて下さい

10. 外出の時刻は前以ってから

11. 食事はどうか賞めて下さい

12. 子供と一緒に遊んで下さい

13. いつまでも新婚常時の愛を

14. 外では食事をせぬやうに

14. 女児を産んでも怒らぬやう

続く

もちろん、夫から妻へもあります。

良人(おっと)から若き妻への註文二十ヶ條

1. 帰宅の時はすぐ出迎えに出るように

2. 夫の顔色で心の底をよむように

続く

他にも、姑から嫁バージョンもあります。

姑から嫁への註文十八箇条

1. 家族中で一番の忍耐を要す

2. 怒たった[ママ]顔を見せぬように

3. 一寸した事にも察しよく

続く

ちなみに、今回の先生は阿古真理(あこまり)先生。簡単なプロフィールはこちら。

阿古真理先生のプロフィール

名前:阿古真理 読み方は「あこまり」
生年月日:1968(昭和43)年
出身:兵庫県生まれ
出身大学:神戸女学院大学卒業
職業:作家・生活史研究家

執筆活動は主に、食や暮らし女性の生き方などをテーマにされています。

阿古真理先生の著書

昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年 (ちくま文庫) [ 阿古 真理 ]

昭和育ちのおいしい記憶 [ 阿古真理 ]

「和食」って何? (ちくまプリマー新書) [ 阿古真理 ]

なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか パンと日本人の150年 (NHK出版新書) [ 阿古真理 ]

料理は女の義務ですか (新潮新書) [ 阿古 真理 ]

まとめ

大正の妻の夫への20か条を見て、うなずく人も多いのではないでしょうか。本当になるほどですね。いつの世も、人は変われど中身な変わらぬといいますが、人々の悩みはいつも同じだそうですね。だから、人生に思い悩んだ時、苦しい時は昔の人に聞くのが一番。だから、本を読むといいと先人は言うのですね。

今流行りのSNSで赤の他人と苦しみを分かちあうのもいいですが、まずは図書館に行ってみるのはいかがでしょうか。必ずヒントが見つかるはずです。