押し貸し詐欺(おしがしさぎ)や荷受け代行詐欺(にうけだいこうさぎ)とは?新手の詐欺の手口や対処法や相談窓口など

押し貸し詐欺・荷受け代行詐欺など新しい手口の詐欺が横行!?対処方法や騙されないためには詐欺の手口を知ろう!

4/26 (木) フジテレビ 19:57 ~ 21:00  奇跡体験!アンビリバボーでアンビリバボーな詐欺スペシャル!いつあなたの身に降りかかるかわからない、日々巧妙になる詐欺の手口を紹介されますね。

 

「結婚詐欺」「オレオレ詐欺」「母さん助けて詐欺」「振り込め詐欺」など、日本で起こった詐欺には、それぞれ名前がついていますが、「押し貸し詐欺」と「荷受け代行詐欺」という犯罪を聞いたことがあるでしょうか。

 

 

この2つの詐欺の手口を知って、被害に遭わないように正しい対策方法を覚えておきましょう。

押し貸し詐欺

押し貸し詐欺とは、自分がお金を借りる行為などを一切していないにも関わらず、勝手に、自分の口座にお金が振り込まれた後に、「元金と高い金利」を金融会社から請求されるという詐欺犯罪です。

 

 

押し貸し詐欺の手口 代表例

実際にあった押し貸し詐欺の手口①

インターネットで融資の案内を見て、借り入れの登録をしたら、「個人信用情報機関で調べたところブラックだったので、このままでは貸付ができないが、独自審査で、融資が行えるので、まずは信用をつけるために、最初に1万円を振り込むので明日までに3万円を返済してください」と言われ借り入れの手続きをした。その後何度もこのやり取りが続いた。

 

実際にあった押し貸し詐欺の手口➁

インターネットで融資の案内を見て、簡単な借り入れの審査を受けたら審査に通り、いざ契約の手続きの電話がかかってきたのだが、借りるのを辞めたのだが、数日後に最初の簡単審査で登録していた自分の口座に少額のお金が振り込まれており、金融会社から「元金+利息」を返済するように連絡が入った。

 

実際にあった押し貸し詐欺の手口③

久しぶりに通帳を記帳すると、3000円と少額だが不明な入金があったが、そのまま放置していたところ、金融会社から「元金+金利」の返済を請求された。

 

実際にあった押し貸し詐欺の手口④

ネットオークションで取引をしたら、数日後に「元金+利息」を払うように恫喝する連絡が入った。

 

 

押し貸し詐欺の対処法

お金が振り込まれる前の対処法

押し貸し詐欺には、知らないうちに、勝手にお金が振り込まれてから連絡が来るパターンと、1度目の融資では、きちんと返済までたどり着いたが、再度融資の連絡が入り今度は断ったのに、数日後に勝手にお金が振り込まれるパターンがあります。

 

 

 

 

怪しいと思う前に振り込まれている手口と、これは怪しい?と思ってから逃れられる猶予がある手口の2つのパターンがあり、その手口によって対処法が変わります。

 

「これは怪しい?」お金が振り込まれる前の対処法

まだ、お金が振り込まれていない状態でしたら、やり取りをしていた口座若しくは教えてしまった口座を解約しましょう。

 

 

 

 

電話番号も知られているようでしたら、電話も解約されることをおすすめします。そして念のために警察に相談をして、消費者センターにも連絡をしておくことをおすすめします。

 

 

 

 

「知らないうちに謎の入金があった」お金が振り込まれた後の対処法

既に、入金されてしまった場合は、専門家である弁護士に相談をしましょう。

 

 

 

 

市役所などにいる国選弁護人の場合、闇金に関して専門としていない場合があるので、できれば闇金を専門的に取り扱っている弁護士に相談されることをおすすめします。

 

 

 

 

専門家に相談をすると、どのように対応していいのか助言をしてもらえますが、「供託制度」を利用することも念頭においておくと安心するでしょう。

 

荷受け代行詐欺

荷受け代行詐欺とは、「荷物を受け取って転送するだけのアルバイト」と装って、アルバイトを希望する人の個人情報を奪い詐欺グループに利用されてしまう詐欺犯罪のことをいいます。

 

荷受け代行詐欺の手口

実際にあった荷受け代行詐欺の手口①

SNSで荷受け代行のアルバイトがあり、荷物を受け取って1件転送するごとに2000円が貰える高額アルバイトだったために、すぐに応募をし、アルバイト登録のために免許証をSNSで送ると、早速初めての仕事がスタートしました。

 

 

 

 

アルバイトの仕事の流れのとおり、指定された住所に転送手続きを取ると、さらに次の仕事が入り…毎日スムーズに作業を終えていましたが、翌月数十万円の支払い請求が自宅に届きました。

荷受け代行詐欺の仕組み

アルバイト登録のために個人情報を送ったはずが、詐欺グループが、その個人情報を利用し携帯電話を購入し自宅へ届くように手続きをします。

 

 

 

 

自宅に届いた荷物は、中身が確認されないまま、指定先の住所だけ変更され、詐欺グループに関連した人の元へと送り届けられます。

 

 

 

 

この作業が繰り返された結果、契約者の名前はすべて詐欺グループではなく、アルバイトをしているご本人になるので、後に請求書だけが残るという仕組みです。

 

荷受け代行詐欺の対処法

荷受け代行の仕事に応募しないこと!

 

 

 

 

資格や経験などもなく、簡単なお仕事で高額なアルバイトがあれば、まずは怪しいと思う事が大切になります。怪しい仕事には応募をしないことです。

 

 

 

 

もし荷受け代行の仕事を引き受けてしまったら?

まずは、消費者センターへ相談してください。

 

 

 

 

あとは弁護士や警察など専門家への相談をおすすめします。

 

 

 

 

1人で抱え込まず、おかしい?と感じたら相談しましょう。

 

 

 

1人ですべて対応をされないことが解決策を見出すポイントです。

 

 

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