フラッグシップ・ジャパンはどんな会社?セルゲイ・ポルーニン(Sergei Polunin)の2018日本公演が偽公演?!

ウクライナの世界的バレエダンサー!2000万回再生YouTube動画は圧巻!映画公開中

「チケットを購入しないように」と注意喚起されたのは?

今、詐欺もしくは偽公演の可能性があるということでチケット購入をしないように呼び掛けているのは映画ではなく、フラグシップジャパンという会社が告知している2018年のセルゲイ・ポルーニン本人の来日公演です。

というのも、ロンドンのエージェントから「架空公演」だと指摘のメールが入ったからだそうです。その内容はこちら

現在、セルゲイ・ポルーニンの日本公演情報が流れていますが、ロンドンのエージェントから「嘘の情報に惑わされず、チケットを購入しないようにしてください」と言うメールが届きました。日本の興行元とも電話で確認し、HPから情報を消すとお返事を頂いておりますのでファンの皆様にお伝えします。

セルゲイ・ポルーニン日本公演のチケットを既に購入された方は、まず主催元にメールで問い合わせてください。それでも返信、返金がない場合は、しかるべき機関にご相談ください。

© British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016
http://www.uplink.co.jp/news/2017/48961

興行主のフラッグシップ・ジャパンもしくは、フラグシップジャパン(Flagship Japan)という会社は「2018セルゲイ・ポルーニン ショータイム日本公演」と題して自社サイトやツイッター、フェイスブック(FB)で告知したそうです。その広告がこちら

内容は2018年4月9、10日に東京のオペラシティコンサートホール他、地方公演も予定され、本人のパフォーマンスやトークコーナーの実施も記載・・・ということですが、ホームページを見てみると失礼ですが、世界的ダンサーを呼ぶような会社には見えません・・・

フラッグシップ・ジャパンはどんな会社?

英語表記はFlagship Japan。東京・港区にある会社のようです。どうやらオーケストラ専門にしているチケット会社みたいですね。フラグシップ・ジャパンと検索すると、「辻」という名前が・・・Facebookのある投稿から、会社の取締役は辻孝文氏という人で、会社の正式名称は「株式会社フラッグ・シップジャパン」ということが分かりました。

普通はホームページに会社の基本データがあるはずなのですが、見当たりません。フェイスブック情報から見てみると、どうやら、ビジネスを始めたのは1987年11月からの様です。歴史はあるようですが。。公式Webサイトにも会社情報や取締役社長の記載が載っておらず、怪しい印象は否めません・・

実際に株式会社かどうかも疑問ですが、同じ会社名で求人情報が出ていました。表記が「株式会社フラグシップJAPAN」となっていて、この会社は豊島区でパチンコ関連の会社なので、読み方が同じで、全く別会社のようです。

とにかく、フラッグシップ・ジャパン自体あまり情報がはっきりしない会社ということは間違いないようです。今までのコンサート実績を見ても、そんなに有名な方はいらっしゃらないようですね。

★フラッグシップ・ジャパンFacebook⇒https://www.facebook.com/flagshipjapan/

★フラッグシップ・ジャパンのホームページ⇒http://flagshipjapan.wixsite.com/tokyo

現時点では、フラッグシップ・ジャパンは公式Facebookにて、

セルゲイ・ポルーニン公演の件でご心配をお掛けしており申しわけございません。公演については再度詳細を発表させていただきます。尚、チケットお申し込みのキャンセル・返金ご希望の方には応じさせていただきます。
尚、キャンセルされた方のチケットは、しばらくの間、弊社で確保させていただきます。宜しくお願い申し上げます。

Flagship Japan公式FBより

ということで発表しています。

チケット購入ページもまだ生きていて、購入することができてしまいます。真相は一体どうなっているのでしょうか??解明されるまではチケット購入はしないようにしましょう。どうやら逃げてはいないようなので、この会社自体が詐欺にあっているという可能性もあります。

それにしても、素晴らしいタイミングです。

実は、セルゲイ・ポルーニンの映画が公開されたばかり。バレエダンサー業界やクラシック系ダンスの業界の方はもちろん彼を知っているでしょうが、普通の一般人にはあまり知られていないのではないでしょうか?

今回、詐欺の可能性があるということで、ニュースにも取り上げられたので、もし詐欺が確定すれば、彼の「セルゲイ・ポルーニン」という名前は大々的に取り上げられるでしょう。

ご本人はこの様な形で有名になっても本意ではないでしょうが、結果的に映画や写真集のいい宣伝になるかもしれませんね。

バレエ界きっての異端児セルゲイ・ポルーニンのプロフィールしwiki

名前:Sergei Polunin セルゲイ ポルーニン
バレエダンサー
生年月日: 1989年11月20日 (27歳)
生まれ: ウクライナ ヘルソン
学歴: ロイヤル・バレエ学校
次回作: オリエント急行殺人事件、 Red Sparrow
両親: Vladimir Polunin、 Galina Polunina

●ポルーニン氏は1989年生まれ、ウクライナ出身

●2010年に19歳で英国ロイヤル・バレエ団の史上最年少プリンシパル

●2012年絶頂期に電撃引退して世間を驚かせた

●現在はダンサーや俳優として活動

●ダンサーを支援する組織「プロジェクト・ポルーニン」

●グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のMV出演し、YouTubeで1,800万回以上再生

●ヌレエフの再来といわれる才能

ちなみに、ヌレエフとは?

ルドルフ・ヌレエフは、ソ連生まれのバレエダンサーです。

名前:ルドルフ・ヌレエフ Rudolf Khametovich Nureyev
生年月日: 1938年3月17日
生まれ: ロシア イルクーツク
死亡: 1993年1月6日, フランス ルヴァロワ=ペレ
埋葬: 1993年1月13日, フランス サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワ サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワのロシア人墓地
書籍: Nureyev: An Autobiography with Pictures

●「芸術と半生」という本は恵まれない幼少時代 そして亡命、 世界中で活躍 までまさにヌレエフの絶頂期までが書かれています。

映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』

2017年7月15日(土)からBunkamuraル・シネマ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開中

監督:スティーヴン・カンター『Take Me To Church』
演出・撮影:デヴィッド・ラシャペル(2016年/イギリス・アメリカ/85分/原題:DANCER)
配給:アップリンク・パルコ

●ドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』予告編

セルゲイ・ポルーニン写真集

セルゲイ・ポルーニン写真集
『The Beginning of a Journey: Project Polunin』
写真/ハービー・山口

 

2000万回以上再生されたYouTube動画

素晴らしい肉体美としなやかな体、それに圧倒される表現力に魅了されます。

Sergei Polunin, “Take Me to Church” by Hozier, Directed by David LaChapelle