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宮崎は竪穴式住居が似合う!?宮崎県9つの謎のたて穴とは一体どこ?場所や謎に迫る!
12/27 (水) 関西テレビ18:30 ~ 21:00世界の何だコレ!?ミステリー~現場直撃で謎を解け!2017年末大調査SP~が放送されます。
番組概要
アンガールズ田中隊長が行く!宮崎県・9つの謎のたて穴へ潜入!今回は宮崎県の男性から。
「近所の山に人が入れるほどの穴が9つ空いた不思議な場所があります。たて穴や立体交差になっている洞窟のような穴…全貌がどうなっているのか調査してほしい」という内容。
今回もお馴染みアンガールズ田中隊長が現地へ!そこには、シリーズ史上最大の恐怖が待ち受けていた…このたて穴の正体とは一体!?
他にも、「方位磁石が一箇所だけ不可思議な動きをする」という投稿者のご自宅で、調査を行います。
宮崎県にある9つのたて穴とは一体どこにあるのでしょうか?推測してみました!
松下遺跡(まつしたいせき)
現在進行形で発掘調査されているのが、こちら、宮崎県都城市(みやこのじょうし)にある松下遺跡の発掘調査現場です。現在、宮崎県埋蔵文化財センターでは、宮崎県内で4つの遺跡の発掘調査を実施しており、弥生時代の竪穴住居跡や土器・石器などの遺構・遺物が確認されています。
★写真はこちら⇒http://www.miyazaki-archive.jp/maibun/wn/5037.html
★Twitterアカウント⇒
【現説】9月30日、宮崎県都城市にある松下遺跡の発掘調査現場で、現地説明会を開催。弥生時代の竪穴住居跡や土器・石器などの遺構・遺物が確認されているhttps://t.co/s0mzc6qmI1 pic.twitter.com/pnkvUw3dhp
— 歴史ナビ (@rekinavi) 2017年9月15日
細井地区遺跡群(ほそいちくいせきぐん)
高城町有水(たかじょうちょうありみず)は第1~3遺跡、雁寺(がんでら)遺跡、山城第1遺跡からなり縄文時代から古代・中世にかけての複合遺跡で、各時代の住居跡や建物跡などが見つかっています。すでに発掘調査が実施されており、竪穴住居や装飾品が見つかっています。
・山城第1遺跡・・・竪穴住居59軒
・上原第3遺跡・・・装飾品が出土
・山城第1遺跡・・・装飾品が出土
・上原第1遺跡・・・縄文時代の竪穴住居のほか、古墳時代の竪穴住居14軒
まとめ
宮崎県は竪穴住居がたくさん見つかっているのですね!しかし、今回アンガールズ田中隊長が訪れた場所は、近所の山とあるので遺跡群ではなく私有地でまだ調査されていない穴ということになりますね。人が入れるくらいの穴・・・防空壕か何かでしょうか?宮崎県では昭和19年から20年になると各地で米軍機による空襲が激しくなり、防空施設が作られたそうです。考えられる理由としては防空壕か未完成の竪穴住居、動物や自然的に発生・・・まだ謎に包まれたままですが、番組を楽しみに待ちましょう。
9つの穴の正体は・・・?
人里離れた山の頂上に掘られた山は一体何だったのでしょうか?一回目の調査では下記の様な事が分かりました。
・穴は非常に大きく洞窟サイズ
・洞窟専門家によると自然にできたものではなく人工的に掘られたもの
・人工洞窟だと酸素の通り道がないので、酸欠になる危険性がある
ということで、田中隊長は専門家と十分な装備で、再調査に向かいます。洞窟の奥に進むにつれ、湿度が高くなっていきます。しかし、進めど進めど行き止まりばかりです。下に続く穴は15mに及ぶものまで。一体何なのでしょうか?
まるで地下要塞、誰が何のためにこんな巨大な穴を掘ったのでしょうか?2日間かけて9つ全ての穴を調べた結果、どこも行き止まり。謎は深まります。
投稿者で山の持ち主、黒木さんの報告を聞くと延岡藩の内藤家の山だったそうです。内藤家は江戸時代の日向国(現在の宮崎県北部)を治めていた藩で、銅山開発を行っていたとか。そして、銅山を多く抱えていたそうです。黒木さん所有の山もこの開発地域の中にあり、この大きな穴は銅採取のために掘り進められた穴だということでしょう。
ということで調査結果は、9つの穴は銅山開発時に掘られ、地下には巨大空間が広がっていたということでした!
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