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タイソンゲイ(Tyson Gay)の輝かしい未来と壮絶な過去!陸上選手がボブスレーに転身?ドーピング事や娘に起こった悲劇とは
5/6 (日) テレビ朝日 18:57 ~ 20:54 ビートたけしのスポーツ大将 2時間スペシャル 現役最速タイソン・ゲイ緊急来日参戦!
番組詳細
陸上短距離対決では、 100m自己ベスト9秒69 現役最速の男“タイソン・ゲイ”がスポーツ大将のためだけに緊急来日! 全国から集めた中・高・大学生、それぞれの予選を勝ち上がった人のみが“タイソン・ゲイ”と夢の直接対決! 今回は俊足自慢の芸能人も参戦! スタジオにタイソン・ゲイ登場で、ビートたけしも大興奮!
タイソン・ゲイ選手はアメリカ合衆国の陸上競技・短距離走の選手でアメリカ期待の星の選手ですが、世界最高記録を打ち出した人類最速の男!ウサイン・ボルト選手が現れてから陰に隠れた存在になってしまっています。
しかし、勝者ボルトに対して潔く負けを認めライバルを讃えた姿は、日本人でも深く記憶しているのではないでしょうか。
スポーツをやっている人であれば、オリンピック出場は誰もが夢見るものですが、タイソン・ゲイ選手も、夢を叶えたそのうちの1人でもありますが、天国だけでなく地獄もたくさん見られている選手です。
今回は、タイソン・ゲイ選手の人生においての天国と地獄のエピソードをご紹介をします。
タイソン・ゲイ 年齢や経歴wikiプロフィールやインスタ写真
名前:Tyson Gay(タイソン・ゲイ)
生年月日:1982年8月9日
年齢:35歳
出身地:アメリカ合衆国ケンタッキー州レキシントン出身
身長:178㎝
体重:75㎏
タイソン・ゲイ選手の経歴
学生時代・陸上を始めたキッカケ
ゲイ選手は、幼少期は地域の野球クラブに所属をしており、当時から足が速く盗塁を得意とした選手として活躍していましたが、中学校3年生の時に陸上クラブに所属していた1歳上の姉の影響で陸上人生をスタートさせました。
高校では陸上部に所属し、陸上部の活動がない時期にはアメフト部にも所属をされていました。
1999年から短距離(100m)のケンタッキー州チャンピオンを三連覇を成し遂げましたが、全国大会では自己ベスト5位で高校生活を終えています。
当時のゲイ選手の自己ベストは100m10秒46、200mが21秒23でした。
大学1年生の時に全国大会で100mと200mの2冠を達成しますが、コーチが強豪校に移ってしまったこととケガが原因で2年生の時は全国大会で連覇を果たすことはできませんでした。
このことがキッカケとなったのかコーチの後を追うかのように、コーチが移った強豪校に編入をされたと記録に残っています。
2005年からの活躍は【天国エピソード】にて、かんたんにご紹介します。
【天国】タイソン・ゲイ選手の輝かしい成績
自己ベスト
・100m : 9秒69 (+2.0m/s)(2009年9月20日、世界歴代2位)中国,上海
・200m : 19秒58 (+1.3m/s) (2009年5月30日、世界歴代6位)アメリカ合衆国,ニューヨーク州
・400m : 44秒89 (2010年4月17日)アメリカ合衆国,フロリダ州
主な戦歴
・2005年ヘルシンキ世界選手 200m 4位
・2005年モナコワールドアスレチック 200m優勝
・2006年シュトゥットガルトワールドアスレチック 200m優勝
・2006年アテネワールドカップ 100m・4×100mR優勝
・2007年大阪世界選手 100m・200m・4×100mR優勝
・2008年北京オリンピック 100m準決勝敗退4×100mR予選敗退
・2009年 ベルリン世界選手権100m 2位
・2009年テッサロニキワールドアスレチック 100m・4×100mR優勝
・2010年スプリトコンチネンタルカップ 4×100mR優勝
・2012年ロンドンオリンピック 100m4位・4×100mリレー2位(後にドーピング発覚により失格)
・2015年ナッソーワールドリレーズ 4×100mR優勝
・2015年北京世界選手権 100m 6位・4×100mR決勝失格
・2016年リオデジャネイロオリンピック 4×100mR決勝失格
【地獄】メダル剥奪!「ドーピング事件」
ゲイ選手は競技会外の抜き打ち検査で禁止薬物が検出されドーピングが発覚しました。
摂取された薬物はアナボリック・ステロイドで、アメリカのスポーツ誌によれば、針治療やカイロプラクティックなどを施術するドクターから「アンチエージング」の治療を受けたことがあり、その時に何らかのホルモン剤が使用されたのではないかと言われています。
しかしここで疑問が出たのは、ゲイ選手が治療を受けたのは1年前のことで、今更陽性反応が出るのはおかしなことでありました。
真相は闇の中のままですが、ゲイ選手の家族や関係者によれば、ゲイ選手は憔悴しきっているほどショックを受けた様子であり、「信頼していた人に裏切られた」と語っていたそうです。
故意ではなかったという事でしたが、ゲイ選手は処罰に関して真摯に受け止める姿勢を見せ、2012年7月以降の記録は全て取り消され、1年間の出場停止命令に同意をしてメダルを返還しました。
【地獄】タイソン・ゲイ選手の娘「銃殺事件」
2016年10月16日にタイソン・ゲイ選手の娘がケンタッキー州で銃殺されたという衝撃の事件が起きてしまいました。
警察が発表した目撃情報によると、ゲイ選手の娘であるトリニティー・ゲイさんは、午前4時ごろにケンタッキー州レキシントンにあるレストランの駐車場におり、灰色の乗用車と濃い色のスポーツカーの間で銃の打ち合いが起きたところに居合わせてしまい、首を打たれ地元の病院へ運ばれましたが死亡が確認されたという悲しい事件でした。
トリニティーさんは、ゲイ選手が通っていた同じ高校の陸上選手として活躍されていましたが、若干15歳という余りにも早い年齢で人生の幕を閉じることになってしまいました。
タイソン・ゲイ選手の今後の活躍はボブスレー?
2016年9月カナダで行われる全米プッシュ選手権に出場し、ボブスレー競技でのアメリカ代表入りをゲイ選手が目指していると話題になりました。
「陸上選手が今度はボブスレー?」何かの冗談かと思いきや、実は本当の話で2018年に開催された平昌オリンピックに向けての重要な大会となるプッシュ選手権に出場予定が決定していましたが、これまでソリを押したのが10回程度だったゲイ選手に対してコーチが、今回の出場を見送り競技を観戦する選択が与えられ出場しませんでした。
このまま陸上を引退してボブスレーに転身してしまうのではないかと噂が浮上していますが、いまだに本人から陸上競技の引退の話は出ていないので、今後どうなるのか期待が高まりますね。
家族