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ピカチュウじゃなくてビカチュウだった!南太平洋のソロモン諸島で発見された新種の大ネズミ「ビカ」とは?写真や特徴は?
「ビカ」の画像や特徴
今回、新種の大ネズミが発見されたのは南太平洋のソロモン諸島。地元の住民の間では存在がささやかれていて、ビカと呼ばれ昔から口承で伝えられていたそうですが実際に捕獲することはできず今回初めて発見することが出来たそうですね。
地元での呼称に敬意を表し「ウロミス・ヴィカ(Uromys vika)」と名付けられたそうです。
しかし、現在は絶滅の危機に瀕していて、今回見つかったのは1匹だけというから心配ですね。
ビカの特徴 Uromys vika
体重は900グラム前後
体長は約45センチ!!大きい・・・
リスとオポッサムの中間のような姿
大きな後ろ足で木の枝を伝って歩き回る
熱帯雨林の樹木に生息
伝承によれば、2本の前歯でココナツの殻を破って穴を開ける
ちなみにオポッサムはこんな動物!
器用に穴が開けられたココナッツ・・?
ビカの写真
写真を見る限り大きいという印象はありませんが、45㎝というサイズを想像してみてください。。。目の前に現れたらびっくりしますね!
つぶらな瞳がカワイイ?
このネズミを発見するのに随分苦労したようですね。一番最初に捕獲のためにソロモン諸島を訪れたのはなんと1992年・・・
ビカ発見の経緯
●1992年-ビカの調査のためオーストラリア博物館の研究が島へ。チームは、小さな穴を開けて果肉を取り出されたココナツなどの殻を発見するもネズミの発見には至らず
●月日が経ち、研究チームを率いるフィールド博物館(米シカゴ)の研究員ティローン・レバリーさんは、2010年に初めてバングヌ島を訪れた時にビカのうさわを聞く
●何度も同島に通って調査
●ビカの生息地は森林伐採によって失われつつあり、捜索は難航
●2015年-民間企業が伐採した木の中から1匹のビカこの1匹は、木が伐採された時にけがをしていて間もなく死んでしまう
何かと新種が発見される島、ソロモン諸島はどこにあるのでしょうか?調べてみました!
ソロモン諸島とは・・・ Solomon Islands
ソロモン諸島は、オセアニアの国。南太平洋のメラネシアにある島嶼群であり、またその島々を国土とする国家である。ただし、地理的にはソロモン諸島に属するブーゲンビル島は、国家の領域的にはパプアニューギニアに属す。 オーストラリアの北東、パプアニューギニアの東に位置する。
ソロモン諸島 Solomon Islands
首都: ホニアラ
大陸: オセアニア
通貨: ソロモン諸島ドル
人口: 59.94万 (2016年) 世界銀行
公用語: 英語
まとめ
こんな巨大なネズミの捕獲に何十年もかかったのが不思議ですが、ジャングルの中でもともと数が少なかったり、警戒心が強かったりするのでしょうか。何十年もかかったようですね。
今回の発見によって、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」でビカを絶滅危惧種に指定することが可能となり、保護に力を入れることが出来るというのが一番の朗報ですね!!