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リアル半魚人「バジャウ族」の場所や地図は?美しすぎる楽園に住むインドネシアの民族が凄い!ザ!世界仰天ニュース
5/1 (火) 日テレ 21:00 ~ 22:54 ザ!世界仰天ニュース 30代の肉体もつ80代驚異の海女&1回死んで甦った母!
番組概要
日本&世界の奇跡を起こす人々▼海底を歩くナゾの民族「バジャウ族」…”リアル半魚人”と呼ばれる衝撃生活に密着
セブ島に住むリアル半魚人と呼ばれる「バジャウ族」はご存知でしょうか。
バジャウ族の特徴や文化、なぜリアル半魚人と呼ばれるのかなど「バジャウ族」についてご紹介します。
バジャウ族 見た目の特徴とは?
身体的特徴
日本人男性の平均身長は171㎝、日本人女性の平均身長は158㎝ですが、バジャウ族の平均的な身長は、男女ともに日本人とあまり変わりませんが、手足が長く痩せ型の人がほとんどで、肥満の方はおそらくゼロに等しいのがバジャウ族の特徴です。
日本の服のサイズで例えるならば、Sサイズがほとんどのバジャウ族の人が余裕で着用できてしまうほど、痩せていて、横から見ると、とても薄い人が多いです。
手のひらのサイズと、足のサイズは体の割には大き目な人が多く見受けられます。
肌の色
1日のほぼ半分の時間を海上で過ごしているためか、バジャウ族の人の肌は、色黒の人が多く、手足の裏が極端に白く見うけられます。
目
バジャウ族の人の目はパッチリ二重でまんまるな可愛らしい目をしています。目の色は黒色または濃い目の茶色の方が多いです。
鼻
鼻はあまり高くなく小鼻は横に広がっている人が多いことがバジャウ族の人の特徴です。
口
口の大きさは、日本人の平均顔よりも大き目であり、唇は日本人よりも少し厚いです。
髪
髪の毛の色は黒の人が多く、癖が少ないストレートの人が多くみられます。
バジャウ族の住んでいる場所の特徴とは?
バジャウ族は、フィリピンのセブ島に位置する海沿いの1部に拠点を構え、海の上にわずか1000人程度で集落を造りあげ暮らしています。
バジャウ族は海上生活のため海域は広く、マレーシア・インドネシアなど、その範囲は決められてはなく、ボルネオ島サバ州のあちこちにバジャウ族は生息する民族なので、どこの国にも国籍をおかない民族です。よって、大人になっても出生届すら出されていない人達もいます。
サバ州に生息するバジャウ族の人口は推定12万人と言われていますが、中には40万人を占めるとも言われており、結局はそこまで認知されていないのが現状なのでしょう。
バジャウ族の家
バジャウ族の家は、海の上に木造で建築される高床式住居であり、家と家をつなぐのは、これもまた木造の細い通路です。
トイレは、海にそのまま垂れ流すスタイルで、魚の餌になると考えられています。
移動手段は、ほとんどがカヌーや船であり、バジャウ族は海の上で生まれ、海の上で生命を終えると民族です。
バジャウ族の特徴的な文化や生活とは?
バジャウ族の人達はイスラム教徒を信仰している民族で、その一生を海上で過ごします。
バジャウ族はバジャウ語をはなしますが、バジャウ族に観光に行かれた人によれば、英語も通じるとのこと。
高齢な人が少なく、平均寿命は短いのではないかと推測されています。葬儀は大勢の民族に囲まれ行われ土葬で埋葬され、結婚式は数日間踊り歌ってお祝いをします。
ひと家族にいる子供の人数は多く、子供が4~5人いるのは当たり前です。
バジャウ族の生活環境と収入源
バジャウ族は、歩くことを覚えるより先に泳ぐことを覚えると言われていますが、その理由は、海の生き物を主に食べている民族で、収入源も海で獲った生き物が主な収入源となり魚を売って生活を繋ぎ、海で獲れた真珠や貝などで作られたアクセサリーを陸上で販売している人がほとんどです。
生活状況は、苦しく子供達も昼間は海に出て働き夜になると勉強をする人も多く、一部の家庭では学校にすら行くお金もなく、毎日食べ繋ぐのが精一杯だという家庭も多く、病気になっても存分な治療もできず命を落とすこともあります。
「バジャウ族」がリアル半魚人と呼ばれる理由は?
海の海産物を獲って生活するバジャウ族は、水深およそ30m前後まで潜り海底を歩いて狩りをします。
2~3分呼吸を止めるのは当たり前で、彼ら独特の呼吸法で狩りをします。
通常の人間の体は海底の水圧などに耐えられず、肺機能や鼓膜に障害を起こしますが、彼らの体は環境にともった進化をとげていました。
バジャウ族の進化した能力
ある1人のバジャウ族の体を調べたところ、肺の大きさがとても大きかったことがわかり、海の中では水圧に押しつぶされないように小さく縮み、海上へあがると肺が膨らむことが明らかになりました。
バジャウ族の体は、環境に伴い水圧に耐えられる超人的な肺を持っていることがわかり、水圧によって障害が起きてしまう耳は、子供の頃から予め破る方法もとっていることも判明しました。
バジャウ族は、狩りをする時に一切息を吐きません。むしろ息を吐いてから潜る方法をとるバジャウ族の呼吸も調べたところ、ヘモグロビンが非常に濃いことがわかったそうです。ヘモグロビンが多い場合、体内に供給される酸素が多くなるため長時間息を止めていても大丈夫であることが判明されました。
バジャウ族は、最長で5分程息を止められる人もいるのは、遺伝と環境が作り上げた進化なのでしょう。
バジャウ族の現状
およそ10年前にセブ島の海沿いに建築された巨大観光都市が、バジャウ族の生息を脅かしている状況です。都市開発が始まってから、海は汚染され、透き通っていた海はドロドロの黒い海になっている場所もあるほどになり、自然の恵みであった豊かに生息していた魚介類も少なくなり、バジャウ族の食べる物も収入源も落ち込んできていると言います。
自然の力に頼り、海上で暮らしていたバジャウ族の現在はその大半が陸に上がり、子供達を食べさせるために働くようになっていきました。
しかし、ほとんどのバジャウ族は子供たちのお腹を満足させてあげる仕事にはつけず貧困生活がせざるを得ない状況が続いています。
バジャウ族が住むすぐ近くに生息する陸で過ごすビサヤ人には偏見の目で見られており、貧しい環境ながらも進学しビサヤ人と同じ大学を卒業しても、バジャウ族が就職するのは難しいとも言われており、バジャウ族自身も、その偏見や差別を自覚されています。
バジャウ族の未来
数年前にバジャウ族と共に生活する1人の日本人がおり、その日本人はバジャウ族の女性と結婚し子供にも恵まれ生活しているのですが、彼は、ただバジャウ族の生活に魅了され拠点を移し幸せに暮らしているわけではなく、バジャウ族の情報を発信し、バジャウ族の人達が働ける環境作り、子供達全員が学校に通うことができるために学校設立も考え、そして病気の時に、満足いく治療もできるように活動をしています。
少しずつですが前へ進んでいる状況です。
基金も設立し、お金も少しずつですが集まっていますが、まだまだ問題点がたくさんある状況ではあるものの、彼のおかげでバジャウ族への取材も増えているため、今回の記事のように、さらに情報発信をする人が増えてきています。
バジャウ族の存在が認知されていることで、少しずつですが明るい兆しが見えていきます。
まだまだ世界中から偏見の目で見られるバジャウ族ですが、現在は観光もできるようになっていますので、実際にバジャウ族と触れて彼らの姿や優しさに触れてみるのも良いでしょう。
バジャウ族 インスタ画像
★Instagram⇒
バジャウ族 Youtube動画
バジャウ族ツアー
なんと、バジャウ族と結婚した日本人がいるそうです。名前は松田大夢(マツダ ヒロム)さん。
松田大夢さんは19歳の頃にバジャウ族の村に移住し、21歳でバジャウ族の女性と結婚。
バジャウ族の村で生活しながら、「バジャウ族ツアー」などを行いバジャウ族の認知度・イメージ向上や支援活動を行っているそうです。
バジャウ族に会ってみたいという方はコンタクトをとってみるといいですね!
★Twitterアカウント⇒
読売テレビ系列【グッと!地球便】
まもなく放送!✨
とりあえず今日は関西地方で放送されるみたいなので暇な人見てね~🐟
~フィリピン・セブ島のバジャウ族の村で暮らす松田大夢(22)と、親代わりだった日本の祖母をつなぐ。~#グッと地球便#バジャウ族#松田大夢 pic.twitter.com/NlnBobnxX2— ☀︎松田大夢☼@バジャウ族/セブ島 (@chilichilihot) 2017年9月24日
★公式ブログ⇒http://hiromumatsuda.hatenablog.com/
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