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イリノイ州のエリック君の前世の記憶が凄い！風と共に去りぬの脚本家シドニー・ハワードとの偶然すぎる一致が怖い！
世界まる見え！テレビ特捜部 2018年9月17日放送分【謎と驚きの３時間秋のミステリークイズ特大ＳＰ】
ゲスト：荒俣宏 堺正章 高畑充希 滝沢カレン 竹内涼真 よゐこ
【前世の記憶を持つ子ども】
2006年イリノイ州に生まれた男の子エリックは２歳になる少し前から、自分は生まれ変わりだと話し始めた。初めは子どもの他愛ない作り話と思っていた両親も、その後エリックの頭の中に前世の記憶が次々と蘇り、真剣に向き合う様になる。さらにエリックの記憶はある有名人のものと判明します。一体、誰の記憶なのでしょうか？ 前世の記憶をめぐる《ミステリー》な旅路を展開します。
前世の記憶を持つ子どもとは？
前世の記憶を持つ子どもはアメリカのヴァージニア大学などでも研究対象とされていますが、世界には前世の記憶を持つ子どもが2500人ほどいると言われているそうです。
単なる偶然とは言い切れない奇妙な一致。ある男の子に起こった奇妙な出来事をご紹介します。
イリノイ州のエリック君のケース
2006年、イリノイ州チェノアでジェニファーとジムの間に生まれたエリック君は驚くほど成長が早く、1歳で簡単な会話が出来るほど頭のいい子でした。
しかし、2歳になるころから様子がおかしくなります。エリック君は最近、良く夢を見るといいました。父親のジムがどんな夢を見るのか尋ねると・・・
「天国の夢を見るんだ」というそうです。自分は天国からやってきて、この家の子に生まれ変わったんだと・・。
両親は子供のいう事だからとあまり気にとめていませんでした。しかし、エリック君はだんだんと悪夢に苦しめられる様になってきたのです。
エリック君が不思議な夢を見るようになってから一年が経ちました。3歳になろうとしていた時、ある事が起こりました。
母親はエリック君とたまたまカレンダーを見ていた時、「エリックの誕生日は6月21日よ」というと、「違う、僕の誕生日は6月26日だ」と怒り出したというのです。
そして、エリック君にはコールというミドルネームがありましたが、エリック君はいつも「コー」と言いました。母親は正しく発音させるためエリック君に教えようとしますが、エリック君はまたしても、「違うよ！コーが正しい。コーは僕のママからもらった名前なんだ」と言うのです。
訳が分からなくなる母親は「ママの名前はジェニファーよ」というと「違う、それは僕の娘の名前だ」と言い出すのです。
更に奇妙な発言が続きます。エリック君は「僕は一度死んだことがあるんだ」と言いました。そして、毎晩、死んだときの夢で泣きながら目を覚ますのです。心配した両親は、どんな死に方をしたのか聞いてみると、農場で何かの下敷きになって死んだと答えたのです。
前世は誰なのか？
誰に相談していいか分からない両親はただエリック君を見守るしかありませんでした。そんなある日、3歳を過ぎたエリック君はハリウッドに異常な関心を示すようになりました。
父親は真面目にどんな仕事をしていたのか聞くと、脚本家だということが分かりました。母親が思いつく有名なハリウッド映画の名前を挙げていくと、「風とともに去りぬ」の映画のタイトルを言った時、エリック君の顔が明るくなり嬉しそうに、「あれは僕が脚本を手掛けたんだ」と答えたというのです。
・Gone with the Wind – Part Two（風とともに去りぬ2）[L4]
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「風とともに去りぬ」は1939年に公開した映画で、第12回アカデミー賞9部門を受賞した名画です。
にわかに信じがたい話ですが、両親も同じです。そこで、母親は脚本家の名前をインターネットで調べました。脚本家の名前はシドニー・ハワードというアメリカ人でした。
シドニー・ハワード wikiプロフィール
名前：シドニー・ハワード Sidney Howard
劇作家
生年月日： 1891年6月26日
生まれ： アメリカ合衆国 カリフォルニア州 オークランド
死亡： 1939年8月23日, アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ティリンガム
配偶者： ポリー・ダムロッシュ (1931年 – 1939年)、 クレア・イームズ (1922年 – 1930年)
子供： ジェニファー・ハワード
真実を探し求めて・・・
調べてみると、エリック君とシドニー・ハワード氏には信じられない共通点があることが明らかになりました。
シドニー・ハワードの母親の旧姓はコーで、シドニー・ハワードのミドルネームはコーだということ、そして、誕生日は6月26日、娘の名前はジェニファー・・・。更に、シドニーは映画の公開前に自宅の農場でトラクターに押しつぶされて亡くなっていたのです。
エリック君が語っていたことと全て一致していたのです。では、なぜ、エリック君は悪夢にうなされるのか・・・シドニー氏がこの世に未練があるからなのか・・もはや推測でしか語れない世界になってきましたが、両親はエリック君をこのままにしておくことはで出来なくなりました。
そこで、両親はシドニーの娘に連絡を取り、エリック君をシドニーが住んでいた場所に連れていくことにしたのです。
マサチューセッツのディリンガムの農場。シドニーの娘は農場を案内してくれました。エリック君は何も聞かない状態で、悔しそうに自分の死んだ場所を見つけ、そして自分のお墓を見つけたそうです。
エリック君の悪夢はまだ消えませんでした。そこで、エリック君の一番行きたかった場所に行くことにしました。ハリウッドです。エリック君は昔そこに住んでいたというのです。
エリック君はハリウッドを観光し、最後にハリウッドミュージアムを訪れました。ハリウッドミュージアムにはハリウッド映画に関連するものが展示してある博物館です。
そこで、エリック君は自分が手にするはずだった「風と共に去りぬ」の脚色賞のトロフィーに出逢ったのです。映画が公開される4か月前に不慮の事故で無くなっていたシドニーは、アカデミー賞の授賞式に出席できず、このオスカー像を手にすることが出来なかったそうです。
不思議なことに、このオスカー像を手にしたエリック君は、それ以降、悪夢を見なくなったそうです。
まとめ
全てが偶然の一致とは納得できない不思議な事例です。しかし、それを証明することも否定することも出来ない現在の科学では、ミステリーでカテゴライズするしかありません。
この様な、前世の記憶を持つ子供は世界中でたくさん報告されており、そして、真剣に研究されています。解明されるときは、「死んだあとの世界」が分かるということ。
しかし、その真実が分かれば人は一生懸命、生きることが出来なくなるでしょう。やはり、ミステリーであり続けてほしいと思ってしまいますね。
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