アカウミガメは絶滅危惧種!湘南の一色海水浴場で産卵!天才!志村どうぶつ園で放送!画像写真あり

葉山一色海水浴場にアカウミガメが産卵!無事に孵化して海に戻ることが出来るのか?絶滅危惧種 完全密着!

11月11日(土)19:00~19:56放送の天才!志村どうぶつ園 密着!絶滅危惧ウミガメが湘南の海水浴場で産卵!卵かえるか? でアカウミガメの産卵が放送されますね。

実は、今年2017年7月28日、神奈川県の一色海水浴場でウミガメの産卵が確認されたのです。甲羅の形状などから絶滅危惧種のアカウミガメと見られていますが、アカウミガメとはどんな生体なのでしょうか。調べてみました。

絶滅危惧種アカウミガメとは?

アカウミガメ
爬虫類
アカウミガメは、爬虫綱カメ目ウミガメ科アカウミガメ属に分類されるカメ。本種のみでアカウミガメ属を構成する。 ウィキペディア
学名: Caretta caretta
保全状況: 危機 Encyclopedia of Life
体重: 160 kg Encyclopedia of Life
分類階級: 種
上位分類: アカウミガメ属
シンボル: サウスカロライナ州

みんなが知りたい! 日本の「絶滅危惧」動物 がわかる本 [ 今泉忠明 ]

●生後13年から40年以上で成熟(実年齢が明確な最長寿個体は62歳)

●奄美大島で、アカウミガメとタイマイの特徴を併せ持つ交雑種が産卵しており種の保全が脅かされる危険性がある

●アカウミガメは食性が強く何にでも噛みつく習性があるので実は危険

アカウミガメの産卵は?

繁殖は卵で、アメリカや日本では5月から8月にかけて海岸の草原や砂浜との境界周辺に直径20センチメートル、深さ60センチメートルの穴を掘り、その中に1回に70から150個の卵を年に1 – 5回に分けて産むそうです。

卵は50 – 80日で孵化し、孵化した赤ちゃんガメは砂の表面温度が低下したことで夜間になったことが分かり、一斉に地表に現れ海中へ入ります。とても神秘的な光景ですね。

ウミガメいのちをつなぐ岬/櫻井季己

アカウミガメの産卵場所は?

アカウミガメは日本でも産卵活動を行っていますが、通常、日本国内では宮城県山元町太平洋側、能登半島日本海側より南で繁殖しています。年に100回以上の産卵例がるのは遠州灘海岸、和歌山県南部、日南海岸、屋久島などです。

ですので、今回、神奈川県の湘南の海水浴場というのは非常に珍しいことなのです。20年以上海の家を経営している人も見たことがないとおっしゃっているそうです。

一色海岸とは?

一色海水浴場 いっしきかいすいよくじょう
所在地: 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色
電話: 046-876-1111

●地図⇒

常連客の知らせで、海の家のbluemoon(ブルームーン)の代表の近藤賢作さんが発見したそうです。波打ち際から40mほど離れた砂浜で、体長1mほどのウミガメは穴を掘っていました。そして、2度目に掘った穴に卵を産み落としたそうです。

海の家のbluemoon ブルームーン
〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
Email:bluemoonhayama.net
Tel:046-876-1797
営業は夏期のみ

産卵巣は杭とロープで囲い保護しましたが翌朝、江ノ島水族館飼育係に指南を求め、より安全な場所に移植。卵の数は、何と114個!ピンポン玉大ぐらいの形状をしていたそうです。

それにしても、どうしてウミガメは湘南のビーチに産み落としたのでしょうか?一色海岸は海洋生物が豊富で美しい海岸として有名ですが、それが理由なのかもしれません。ウミガメは産まれた場所に戻ってくるといいます。しかし、専門家は違いますと断言!

何故なら、全部オスだから戻ってくることはないのです。ウミガメは29度を境に、高ければメス、低ければオスとして産まれてくるのです。ということで湘南の海で生れる子供はみんな雄になるということです。なので、産卵で戻ってくることもないということです。

では、どうして?それは、恐らく、潮の流れの影響でしょうとのことです。

ウミガメは、世界一長い海遊をする生き物と言われています。8500キロをかけカリフォルニアまで行き大きくなって帰ってきます。最高齢で65歳と言われているから凄いですね。

順調にいけば、卵は9月下旬にふ化を予定していました。今回、その様子を天才志村動物園がドキュメンタリーで密着したようですね。

生まれた場所に帰ってくると言われているウミガメ。絶滅危惧種ということですが、アカウミガメの死体を調べると大量のビニール袋やゴミが発見されるそうです。いつまでもウミガメの戻ってくる綺麗な浜を守っていきたいですね。

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