会食恐怖症とは?症状や原因は?会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと著者 山口健太さんの壮絶体験が凄い

会食恐怖症の症状はどんなもの?治療方法や改善方法は?日本会食恐怖症克服支援団体を運営する山口健太さんのケースは?

 

1/22 (火) 日テレ 21:00 ~ 21:54 ザ!世界仰天ニュース 突然、人と食事できなくなる心の病…人生狂わす恐怖症SP

 

 

番組概要
▽突然、人と一緒に食事ができなくなった女性!会食するたび、強烈な吐き気やめまいが…。原因は、彼氏に言われた何気ないひと言だった!脳の病も疑った、激しい恐怖症の正体とは?▽絶対に笑ってはいけない場面で笑いが止められない病!取引先に謝罪中、笑ってしまう…人生狂わす”失笑恐怖症”の謎▽おならが止められない女性。いつ漏れ出るか分からない恐怖の日々・・・その原因は日本人の10人に1人が悩む、腸の病だった!

 

 

今回、番組で紹介された会食恐怖症とは一体どんな症状なのでしょうか?

 

 

番組で紹介されたケース

Aさん(女性)に起こったケースはほんの些細なある事がきっかけでした。

 

 

それは、彼氏と食事中、「食べるのおっそ」と言われたことでした。もともと、少食で食べるのが早くなかったAさんは、その時は言われたことにムッとしたそうです。

 

 

しかし、食べるのが遅いと言われた事をだんだんと意識するようになりました。

 

 

彼氏との食事中は早く食べないといけないというプレッシャーを感じるようになったと言います。そして、食べるのを早くしようと努力しますが、追い付かない場合は食事を残すと、「残すの?もったいない」と言われてしまいます。

 

 

彼氏と食事をするのが苦痛に感じ始めたAさんはだんだん、彼氏との食事を避けるようになりました。

 

 

しかし、デートで食事を避けることが出来ないシチュエーションは多く、そんな時は、食事を少なめに注文したり、自分でお弁当を作ったりして、自分なりに工夫を続けたそうです。彼氏の事を嫌いになったわけではなく、会食の時だけが問題でした。

 

 

Aさんなりに努力をしていましたが、だんだん別の症状が出てきたそうです。それは、彼氏との会食中に起こる吐き気でした。

 

 

そして、それはもはや彼氏との食事だけではなく、友達、家族との会食中にも症状として現れるようになりました。

 

 

脳に異常があるのではないかとネットで検索すると、ある症状が当てはなりました。

 

 

それは、「会食恐怖症」という恐怖症でした。

 

 

会食恐怖症とは

会食恐怖症とは、人と食事をすると緊張感が高まり吐き気やめまいなどの症状が出る心の病です。その原因は人によって様々です。

 

 

Aさんの場合は、「待たせたくない」という気持ちが原因のひとつでした。

 

 

会食恐怖症に悩む人

この恐怖症に悩んでいる人は少なくないそうです。

 

 

日本会食恐怖症克服支援団体を運営する山口健太さんの元には少ない時で平日3件ほどの相談があり、年間では1000件以上の相談があるというから、想像より多くの人がこの症状に苦しんでいるという事が分かります。

 

 

そんな山口さん自身もかつて会食恐怖症に苦しんでいたそうです。

 

 

山口健太さんの場合

山口健太さんは学生の頃、野球をしていたそうです。そして、ある野球の合宿がきっかけで症状が出始めました。

 

 

合宿では強靭な身体づくりの一環として、朝に米二合、昼米二合、夜米三合という食事のノルマがあったそうです。

 

 

そのノルマをクリアできなかった山口さんは監督に強く叱責され、それが原因で会食恐怖症となってしまったのだそうです。

 

 

具体的な克服法はテレビでは紹介されませんでしたが、山口さんが出している本があるようです。

 

 

山口健太 会食恐怖症 本

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会食恐怖症 克服する方法は?

人形町メンタルクリニックの勝院長によると、現在では薬で不安を抑える薬物療法と会食で経験し慣れる認知行動療法の二つの治療法があるそうです。

 

 

患者にとっては簡単なことではないため、薬で不安を抑えつつ、緊張しない相手との会食から慣らしていくようにするそうです。

 

 

番組で紹介されたAさんの場合も、抗不安薬を処方され症状は改善されたそうですが、薬は根本的な治療ではなく、あくまでも症状を緩和するという事。

 

 

認知行動療法と組み合わせ、薬が不要でも大丈夫になる様、専門医と良く相談し長い目で治療を行なった方がよいでしょう。

 

 

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