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デリンクユ地下都市とは?トルコにあるデリンクユの巨大な地下都市がミステリー!
4/4 (水) フジテレビ 19:00 ~ 21:00 世界の何だコレ!?ミステリー~春の謎解き大調査SP
番組概要
衛星写真で発見!山奥に建物?遺跡?謎エリア!秘境調査で意外正体▽華麗なる一族!巨大屋敷に開かずの金庫!中から貴重品▽俳優Hが座敷わらし調査へ!怪現象…トルコ・住宅街の下から発見!巨大地下都市 トルコの荒野の町で、巨大な地下都市が見つかったということで、ロッチ・コカドケンタロウが現地へ!一体なんのために出来たのか?特別に許可をいただき、日本人初潜入!
トルコにあるデリンクユの巨大な地下都市をご存知でしょうか。
誰がこの地下都市を建設したのか、なぜ建設されたのか未だに解明されていない謎の地下都市はミステリーが好きな方には興味を惹きつけられますよね。
しかし、聞いたことがないカタカナの名前がたくさん出てくると、なにがなんだかわからなくなりますよね?
そこで、今回は小学生にでもわかるように簡単にわかりやすく謎の巨大都市についてご紹介します。
謎の巨大地下都市はどこにあるのか?
まず謎の巨大都市の名前は【デリンクユ地下都市】と言います。
どこにあるのかと言うと、トルコ共和国のカッパドキア都市にあります。
カッパドキア都市ってどんな都市なの?
トルコ共和国にあるカッパドキアはトルコ中央部にあり、火山活動が活発な地域であるため、「奇岩地域」と呼ばれています。
その理由は、柔らかい地層と硬い地層が重なり合って不思議な形をした巨大な岩だけで出来た都市だからです。
その風景は異世界のようで珍しい地形のため世界遺産に認定されています。
デリンクユ地下都市はこうして発見された!
1963年にトルコ共和国のネヴシェヒル県に住む男性が、自宅の壁を壊したら、その後ろに何かを発見した男性は更にその穴を掘り続けると、部屋がいくつもあるトンネルが現れ発見されたのが【デリンクユ地下都市】でした。
その発見されたトンネルには、いくつもの部屋が連なり、通気口や井戸や通路などが精巧に作られており、何世紀もの間、誰の目からも見つからず埋もれたままだったのではないかと言われています。
デリンクユ地下都市とはどんな都市なの?
デリンクユ地下都市の特徴は、これまで発見されて来ている地下都市の中では最も深い85mまで掘り下げられていて、地下8階構造となっています。
約1万人が生活していたと推測されています。地下1階にはワイナリーや羊小屋があり、さらに礼拝堂、食堂、墓地、武器庫、会議室、雑貨店、厨房、寝室などがあり、地下2階には、学校や貯水池、地下3階と4階にはトンネルがあり、教会につながっています。
デリンクユ地下都市はどうやって造られたのか?
地下都市の歴史は古く何千年も昔に、カッパドキアに住んでいたヒッタイト人が、火山灰がわりと柔らかい石で出来ていること発見し、岩を掘って部屋をつくり始めたと言われていますが、別の説としてはフリギア人説やペルシャ人説などもあげられています。
デリンクユ地下都市が造られた理由とは?
造られた時期や造られた理由や用途などは明確には解明されていませんが、考古学者の見解によると、紀元前400年頃から地下都市は造られており、住居として造られ使用されてきたのではないかと言われています。
それからは、何世紀にも渡り多くの民族が地下都市を占領してきたのではないかと言われています。
紀元330から1461年のビザンティン時代にデリンクユは拡張され、その頃はマラコペアと言う名前で呼ばれており、初期のキリスト教徒がイスラム教徒から逃れるためにトンネルを利用していたのはないかと言う説も言われています。
時が経ち避難所としての必要性がなくなるにつれ、地上へ移り住む環境になるとトンネルの利用が減り冷暗所や納屋として使われるようになり、2世紀から3世紀のローマのキリスト教迫害の時は、再び隠れ家としてトンネルも拡大されていったのではないかとも言われています。
現在のデリンクユ都市は観光地?
カッパドキアには現在までに確認されただけでも36の地下都市が存在すると言われています。
デリンクユ都市のすぐ隣にあるカイマクル地下都市は、これまでカッパドキアで発見された地下都市で最大規模と言われていましたが、デリンクユ都市のトンネルとつながっていたことが判明されました。
デリンクユ都市は、現在は観光地として公開されており、お隣のカイマクル地下都市も観光することができます。
カッパドキアで発見された地下都市36のうち現在公開されているのは4箇所のみで、未だに謎が解明されていません。
デリンクユ地下都市 画像
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