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針尾送信所(旧佐世保無線電信所)が見える絶景スポットや見学ツアーは?ニイタカヤマノボレ1208とは?
2019/5/15 (Wed) 関西テレビ 19:00 ~ 20:00 世界の何だコレ!?ミステリー【長澤まさみも衝撃&感動!ナゾ大調査SP】
番組詳細
入り江に残された謎の廃虚…天才イルカと新米調教師の“絆の物語”。長崎県の地元テレビ局から「緑が生い茂る入り江に、謎の建物がある」という情報を頂き、小島よしおが調査へ!調査を進めると、実はこの場所、とあるレジャー施設の跡地であることが判明!さらには「一頭の天才イルカと女性調教師による絆物語」が…!そのほかにも、長崎県佐世保市で見つけた「にょきっとそびえ立つ…3つの謎の巨塔」や福岡県の筑後川で見つけた「川に現れる道!?」など、街で見つけた「何だコレ!?」もご紹介!
今回は何コレミステリーで紹介される長崎県の3本の塔についてご紹介します。
これらの塔は、まるで煙突のようですが、煙突ではありません。さかのぼる事、大正時代に建設された軍事施設なのです。
現代では針尾送信所(はりおそうしんじょ)として知られていますが、旧佐世保無線電信所という名称で国の重要文化財に指定されているとても歴史的な施設です。
ということで、戦争遺跡巡りや廃虚マニアに是非おすすめしたい長崎県佐世保市の観光スポット「針尾送信所」についてご紹介します。
針尾送信所とは?
長崎県佐世保市の針尾島にあるコンクリート製の3本の巨塔は、煙突ではなく軍事目的で作られた自立式電波塔です。
当時、日本海軍は日露戦争を機に無線通信の重要性認識し、1918年(大正7年)から着工開始し、4年もの月日ををかけて巨大電波塔を完成させました。
当時の金額にして250億円ほどの総工費をかけたそうです。
「旧佐世保無線電信所」という名前で2014年に国の重要文化財に指定されており、当時の最新技術を駆使して建設された長波送信施設は現在においても高さ・古さともに日本一を誇っています。
電波塔としての役割も1850km先まで電波を飛ばすことができた上に、何と、現在の耐震基準をもクリアしているというから驚きです。
太平洋戦争の口火が切られた暗号文「ニイタカヤマノボレ1208」をここでも中継したと伝えられていますが、真意は定かではありません。
それぞれの塔の高さはこちら。京都タワーよりも5メートル高いそうです。
【1号塔】
高さ:135m
【2号塔】
高さ:135m
【3号塔】
高さ:137m
基部の直径は約12m、厚さは76cm、3本の配置は約300m間隔の正三角形となっているそうです。
針尾送信所 地図やアクセス
針尾送信所(旧佐世保無線電信所)
はりおそうしんじょ
長崎県佐世保市の史跡
所在地: 〒859-3452 長崎県佐世保市針尾中町
見学時間:9時~12時、13時~16時、見学時間は30分程度
電話: 0956-24-1111
車のアクセスは西九州自動車道大塔IC出口から約20分、専用駐車場は無料で利用可能です。
バスで行く場合は、佐世保駅から西肥バス西海橋コラソンホテル行、もしくは西海橋西口行で50分。高畑下車徒歩30分。
★最新の情報は公式ホームページをご確認ください。
⇒http://www.city.sasebo.lg.jp/kyouiku/bunzai/kengaku.html
⇒https://www.nagasaki-tabinet.com/guide/268/
針尾無線塔 見学ツアーは可能?
重要文化財に指定され、針尾無線塔保存会によって大切な国民の財産として管理をし、ガイドもされています。
針尾無線塔は無料で見学可能です。見学時間は9時00分~12時00分、13時00分~16時00分です見学時間は30分程度です。
数名の個人で行く場合は特に予約等は必要なく、現地にて随時受け付けされています。
針尾無線塔 絶景ポイント
・西海の丘展望台から
・西海橋(映画「釣りバカ日誌」第二西海橋として登場したロケ地)から
・新西海橋から
・新西海橋から
・烏帽子岳から(遠方)
・隠居岳から(遠方)
・冷水岳から(遠方)
針尾送信所 画像
針尾送信所
空の大怪獣ラドン、暗号のポラリス、ブレイブウィッチーズなどの作品にも登場しています。
遠くから見ても、近くから見ても圧巻の巨塔、ぜひ、長崎へ行った際には訪れていみたい場所です。