富山県にある3つのルートがある洞窟は玉殿岩屋・虚空蔵窟か大境洞窟住居跡?世界の何だコレ!?ミステリー

富山県にある洞窟と言えば玉殿の岩屋と大境洞窟住居跡!場所や行き方は?ヒントはずり出し穴と常願寺川!場所やアクセスは?

世界の何だコレ!?ミステリー、次回は富山県・3つのルートがある奇妙な洞窟が紹介されます。一体どこの洞窟なのでしょうか?富山県にある洞窟を調べてみました。まず、一つ目の洞窟がこちら。

玉殿岩屋・虚空蔵窟の基本情報

玉殿岩屋・虚空蔵窟の読み方は「たまどののいわや こくうぞうくつ」と読みます。室堂平の西端、雄山を望む岩場に口を開けて並ぶ2つの洞窟です。

玉殿岩屋・虚空蔵窟は立山開山伝説の舞台となっています。

その伝説がこちら。

むかしむかし、佐伯有頼(さえきありより)という少年がいました。ある日、有頼は父が大切にしている白鷹を持ち出し狩りに出かけました。しかし、白鷹は逃げてしまいます。必至で捕まえようとしたところに熊が現れたのです。

白鷹は熊に驚いてまた遠くに逃げてしまいました。怒った有頼は熊にめがけて矢を放ちます。見事に熊の胸に命中し、熊は血を流しながら山奥へと逃げていきました。有頼は点々と落ちた血を目印に山奥に入っていきます。そして、頂上で岩穴に入っていくのを見つけました。

今度こそはと岩穴に踏み込んだ有頼が見つけたのは・・・熊ではなく、阿弥陀如来様だったのです!阿弥陀如来様に向かって矢を放ってしまったのかと呆然とする有頼に阿弥陀如来様はこう言います。

「白鷹も熊も全ては私の思いを託すため。この尊い山に人々の信仰が捧げられるようあなたは僧になってこの山を開きなさい」と・・・お告げを受けた有頼は感激し、名を慈興と改めて立山開山にその一生をささげました。

立山の昔話より

この様に、玉殿岩屋は立山開山伝説の聖地で熊が阿弥陀如来に、白鷹が不動明王となって現れ立山の開山を命じた場所と言い伝えられています。

立山室堂が建設される前は、立山修験道の行者の宿泊に使用されたともいわれる。洞窟の天井は低く、奥行きも4m程度と狭く、小さな石仏が数体安置されている。

すぐ隣にある虚空蔵窟と呼ばれる洞窟も同じように使用されたものといい、内部には石地蔵や十六羅漢が十数体祭られています。

るるぶ 富山 立山 黒部 五箇山 白川郷 (るるぶ情報版)

●修験道の行者が修行したという虚空蔵窟

★Instagramより⇒

#玉殿岩屋

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#玉殿岩屋 #虚空蔵窟 #立山開山 #室堂 #室堂山荘 #夏山旅2017

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玉殿岩屋・虚空蔵窟の基本情報
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺字ブナ坂外11国有林内室堂平
TEL:076-462-1001 (立山町観光協会)
料金 :見学自由
時間 :見学自由
休み :見学自由。11~5月は積雪のため見学不可

玉殿岩屋・虚空蔵窟へのアクセスは?

★公共交通機関を利用する場合

TKルート室堂駅→徒歩20分

室堂山荘わきから伸びる登山道を約10分ほど下った崖の下に、有頼少年が熊を追い詰め阿弥陀様と出会ったとされる玉殿の岩屋があります。岩屋には祠や地蔵が祀られ、立山開山の伝説を今に伝えています。

★車を利用する場合

長野道安曇野ICから北アルプスパノラマロード・県道45号または国道147号で扇沢駅まで41km1時間。または北陸道立山ICから県道6号で立山駅まで24km、40分。立山黒部アルペンルート内はマイカー乗り入れ不可。扇沢~立山(千寿ケ原)間を通り抜ける場合は車の回送を
駐車場 なし

そして、富山県の洞窟で有名どころと言えば大境洞窟住居跡があります。

続いて、こちらの大境洞窟住居跡が有名ですね。

大境洞窟住居跡の基本情報

大境洞窟住居跡は「おおさかいどうくつじゅうきょあと」と読みます。

大境洞窟住居跡 おおざかいどうくつじゅうきょあと
日本 氷見市の史跡
大境洞窟住居跡は、富山県氷見市大境にある洞窟遺跡である。国の史跡に指定されている。6つの文化層を持つ縄文時代中期から中世の複合遺跡である。 ウィキペディア
所在地: 〒935-0412 富山県氷見市大境
電話: 0766-74-8106

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大境洞窟住居跡へのアクセスは?

まとめ

世界の何だコレ!?ミステリー予告で紹介されていた富山の洞窟について調べてみましたが、まだ3つのルートについて謎ですね。

予告では、

富山県に住む女性からで、
「川で犬と散歩していたら、奇妙な洞窟を発見しました。そこはルートが3つに分かれており、コウモリもいました」というもの。
調査に向かうのは、我らがアンガールズ田中隊長!
洞窟の入り口は確かに3つあり、そこは、まさに不思議な空間だった…一体この洞窟は何なのか?
いざ洞窟の中へ潜入調査!

とありました。

犬の散歩中に発見という点から、山の頂上にある玉殿岩屋・虚空蔵窟は考えられませんね。また、大境洞窟住居跡も3つのルートらしき由縁が出てきません。

恐らく、まだ名前も存在しない富山の洞窟の新名所かもしれません。次回、11/15(水)よる7時57分から08時54分放送の世界の何だコレ!?ミステリーの番組を楽しみに待ちましょう!

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11月15日放送の調査結果は?

世界の何だこれミステリーで放送されていた洞窟というのは、

アンガールズ田中隊長が調査に向かった3つのルートがある謎の洞窟。3つのルートをひとつづつ調査していくと、

・左の穴は行き止まり

・右の穴はガス?湿気?霧?が充満している水が溜まったルート。先に進むと洞窟の中から景色が見える。その景色は河原で洞窟の高さは5mほどにある

・真ん中のルートは石積みで人工的、石の蓋?の可能性も。先に進むと、行き止まりでコウモリがたくさん。そこには、石の壁があり、1967年と壁の石に掘ってあるのを発見

一体、何なのか?地元の専門家に聞くと、答えは、昔の農業用水用のずり出し穴。潜穴(トンネル)を作るとき,土砂を運び出すために掘られた穴をずり出し穴(ずりだしあな)というそうです。常願寺川は氾濫が多く、氾濫を鎮めるために願ったという由来から常願寺川と名づけられたとも言われています。

ということで、3つのルートがある洞窟は、トンネルを掘る際に掘られた「ずり出し穴」だったという調査結果でした!