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カプノサイトファーガ・カニモルサスが怖い!愛犬に傷口をなめられ発症!?ペットから伝染する病気
11/20 (火) よみうりテレビ 21:00 ~ 21:54 ザ!世界仰天ニュース 犬になめられ命の危機!死者19人…犬猫が持つ恐怖の菌!
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カプノサイトファーガ・カニモルサスとは・・・
カプノサイトファーガ・カニモルサスは、犬や猫の口腔内に常に存在する細菌です。
原因菌は、
・カプノサイトファーガ・カニモルサス(C. canimorsus)
・カプノサイトファーガ・カニス(C. canis)
・カプノサイトファーガ・サイノデグミ(C. cynodegmi) など。
米疾病管理予防センター(CDC)によると、この細菌は主に犬猫の唾液に含まれており、犬は74%、猫は57%がこの菌を持っているというので、ペットとして飼われている愛犬もほぼこの菌を持っていると思っておいた方が良いでしょう。
カプノサイトファーガ・カニモルサス Wiki情報
カプノサイトファーガ・カニモルサス
細菌
カプノサイトファーガ・カニモルサスは通性嫌気性グラム陰性の桿菌で、人獣共通感染症の病原体である。イヌやネコの健康な歯肉の細菌叢の構成細菌である。 学名は、Capnocytophaga canimorsus。 ウィキペディア
学名: Capnocytophaga canimorsus
分類階級: 種
上位分類: カプノサイトファーガ属
カプノサイトファーガ・カニモルサス 感染経路は?
イヌやネコに咬まれたり、ひっ掻かれたりすることで感染します。傷口をなめられて感染した例も報告されています。
カプノサイトファーガ・カニモルサス 発症しやすい人は?
アルコール中毒、糖尿病などの慢性疾患や悪性腫瘍にかかっている方や免疫が弱い子供やお年寄りなどは特に注意が必要です。
感染率は低く、全ての人がかかる訳ではありませんが、傷口などがある場合は愛犬と言えども注意する必要があります。
カプノサイトファーガ・カニモルサス 感染報告例
米ウィスコンシン州のグレッグ・マントイフェルさん当時48歳は、発熱して体中に痣ができ、両脚に痛みを感じて意識が混濁するほどの具合の悪さに襲われました。
当初、インフルエンザの様な症状だったそうです。
検査の結果、カプノサイトファーガ・カニモルサスという菌に感染していることが分かり、恐らく、可愛がっていた愛犬に舐められたことが原因で症状を発症したと考えられます。
結果、四肢への血液循環が停止したことにより、両前腕と両脚の一部の切断を強いられました。
日本でも重症化した症例が報告されており、厚生労働省によれば、2002年から2009年までの国内で発生した重症例は、14件ほど報告されており、うち6例が死亡というから怖いですね。
カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症 twitter ニュース
【海外発!Breaking News】犬の唾液から感染症に罹った男性、四肢切断も「今でも犬は好き」(米)https://t.co/MIIibbIhbi#Dog #犬 #イヌ #感染症 #人畜共通感染症 #CapnocytophagaCanimorsus
— LOFT (@h7_loft) 2018年10月7日
【感染症】 ペットとのキスはどれほど危険なのか?: イヌにかまれて感染症にかかる確率は約10~15%。ネコなら最大50%だ。時には、死に至ることもある。ある研究では、カプノサイトファーガ・カニモルサスに感染 … https://t.co/FyhcurA8Sj #感染症
— 医療ニュース速報 (@Medical_News_J) 2017年10月26日
犬になめられて? 米男性、感染症のために両手両足を切断 https://t.co/0mZ0VPuDVe
カプノサイトファーガ・カニモルサス。主に犬や猫に噛まれた際に感染することがありますが非常に稀です。敗血症に至ると死亡率は30%。パスツレラに比して潜伏期間が2-14日と長く、発症時は全身症状を示しやすいです
— 敗血症/Sepsisの情報発信 (@SepsisJpn) 2018年8月2日
厚労省のHPの一般向けの記事の文章は、実はすごく分かりやすい。
なのにスマホでは文字があまりに小さすぎて読みにくく、非常にもったいないこれはカプノサイトファーガ・カニモルサスという、犬猫に噛まれたり引っ掻かれて起こる怖い感染症の説明ですが、分かりやすいですhttps://t.co/w9qTZlTb2J
— 外科医けいゆう (@keiyou30) 2018年6月23日
ペットの感染症にご用心 口移しや添い寝は禁物 http://t.co/xPjw2W7l
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2012年2月8日
他にもこんなに!ペットから感染する感染症
病名 | 保有動物 | 症状 |
パスツレラ症 | 犬・猫など | 皮膚の化膿など |
レプトスピラ症 | 犬など | 発熱・出血・貧血など |
狂犬病 | 犬など | 発症するとほぼ100%死亡 |
カプノサイトファーガ感染症 | 犬・猫など | |
ネコひっかき病 | 犬・猫 | リンパ節が大きく腫れる |
サルモネラ症 | ミドリガメ、イグアナなど | 食中毒 |
皮膚糸状菌症 | 犬・猫 | 皮膚が赤く腫れる、脱毛症状 |
トキソプラズマ症 | 猫など | 抗体陰性の妊婦が感染した場合、流産の危険性 |
コリネバクテリウム・ウルセランス感染症 | 犬・猫など | のどの痛みやせきなど風邪の症状が出て、重症化すると呼吸困難など |
感染を予防するために
1. 正しい知識を身につける
2. 持病のある人は注意する
3. 手洗い・うがい
4. 口移しで食べ物を与えない
5. 調理場にはペットを入れない
6. 猫の爪は切る
7. 飼育環境は清潔にする
8. 動物病院に定期的に連れて行く
など、必要最低限の対応を心掛けましょう。
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