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大板部島(おおいたべしま)はgoogleマップにもない!無人島0円生活のロケ地だった!?大板部島洞穴遺跡(おおいたべどうくついせき)とは?コカ兄が行く何コレ
1/31 (水) 関西テレビ19:57 ~ 20:54世界の何だコレ!?ミステリー【秘境・無人島を調査/深夜の電話BOXで怪現象?】で大板部島が秘境として紹介されます。
番組概要
知られざる秘境はどんなトコ?ロッチ・コカド再び無人島へ!洞窟潜入で6000年前の(秘)発見!?日本の秘境を大調査!長崎県・大板部島 日本にはまだまだ知られていない秘境がある。今回、向かったのは長崎県にある大板部島という無人島。そこには謎の洞窟があるらしいのだが…。道なき道をひたすら歩き、いざ調査!
大板部島は何とグーグルマップにも掲載されていない秘境で、場所は長崎県五島市の南西海上にある約12kmのある火山性の小島です。その大きさは、周囲約2km。そんな大板部島について調べてみました!
長崎県五島市
五島市
五島市は、長崎県の西部、五島列島の南西部に位置する市。ウィキペディア
人口:3.778万 (2017年3月31日)
面積:420.8 km2
市町村長:中尾郁子
大板部島 wiki風基本情報
場所:長崎県五島市の南西海上
緯度 :北緯32°35′15″ 経度 東経128°54′1″
標高 :0m 地形 洞窟
大きさ:周囲約12kmのある火山性の小島
大板部島 アクセス
無人島大板部島までは塩津漁港から船をチャーターして約20分。接岸できないので小型の船と2隻で向かいます。島の周りはかなり浅く岩ばかりです。海岸にある岩は真っ黒な岩で溶岩が固まった岩があります。これは、火山が噴火してこの島が出来たことを示します。
大板部島 どんな島?
島の内部へ向かうと、道なきジャングル。白いミルクの液体を出す梅のようなフルーツ(オオイタビ)があったり、動物の骨、海ではベラや牡蛎が取れたり自然の宝庫です。
そして、コカ兄は泊まり込みの調査を行います。翌日、内地を調査すると洞窟の様な岩穴を発見。ロープを使って中に入り、歩けそうな場所をひたすら歩き調査すると内部はとても広く、大きな水溜まりが確認されました。そして、水たまりには白い骨の様なものがたくさんあります。
水中ドローンを使って調査!
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まるでクジラの様な水中ドローンを使って調査すると!貝殻であることが分かりました。奥に100メートルほど進むと外世界につながる穴が・・・
後に調べてみると、この洞窟は約6000年前に出来た自然の洞窟で、あの水中に散らばっている白い貝殻は縄文人が食べた後に捨てた貝殻だと言われているのです。ということで、秘境・大板部島には6000年前(縄文時代)の貝塚がある大板部洞窟(おおいたべどうくつ)という洞窟がありました
大板部洞窟(おおいたべどうくつ)についてはこちら
大板部洞窟とは?
引用:http://www.pref.nagasaki.jp/jiten/uploads13/3246-03.jpg
遺跡名 :大板部洞窟(おおいたべどうくつ)
所在地 :五島市赤島町
緯度 :北緯32°35′15″ 経度 東経128°54′1″
標高 :0m 地形 洞窟
種別 :洞穴・岩陰・貝塚 時代 縄文時代(前期)
遺物 :縄文土器土器、石器、轟式土器、塞ノ神式(せのかみしき)土器、叩石、黒曜石製剥片など
資料所在地 :別府大学考古学研究室
参考文献等 :『五島大板部洞窟の調査ー縄文時代の水中貝塚』大板部洞窟調査団(1986)
大板部洞窟 遺跡・史跡の概略は?
大板部島の洞窟内にある水中貝塚で1984年別府大学・九州歴史資料館を中心として調査が行われたそうです。調査の結果、洞窟について分かったことは、
・東西から北東方向に全長約130m
・僅かな土層の堆積と小さな貝塚が確認
・出土遺物は縄文土器(前期)と叩石、黒曜石製剥片
・貝殻の年代測定の結果、約6.000年前
大板部島は地形上、波風の影響を非常に受けやすく、水を得にくい場所のため、縄文前期頃の島の利用状況がどのようなものであったのか解明できず、まだまだ謎に包まれている遺跡だそうです。
無人島0円生活のロケ地
何とこの島は無人島0円生活のロケ地だったそうです。よゐこvs森泉・長谷川潤がサバイバル対決した舞台は長崎県の五島列島「大板部島」と「小板部島」だったのですね。ちなみに、無人島ロケ地の選定は島のガイド本「SHIMADAS」(シマダス)を参考にしているそうです。日本には1000以上もの無人島が存在するようです。驚きですね!
まとめ
コカ兄さんが調査に向かった無人島は長崎県にある大板部島でしたね!すでに調査されている場所とはいえ、日本にはまだまだこの様な場所が残っていることにを実際に映像で見ると浪漫がありますね。コカド兄さんの無人島調査探検がシリーズ化してきたので、今後の活躍に期待です!
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